文字列をつなげる関数で、Excel2016から追加されました。
ただし、Office365でないと使えません。
◆使い方
CONCAT(セル範囲1[, セル範囲2, …])
◆引数
セル範囲1 | つなげる文字列セル範囲。最低1つ。最大253個まで指定可能。 |
文字列をつなげる関数は、今までCONCATENATEというものがありました。
また、関数を使わなくても、『&』を使うと、文字列をつなげることができました。
CONCATの便利なところは、セル範囲指定で文字列をつなげられるところです。
たとえば、B2、C2、D2に、以下のようなデータがあるとします。
3つの文字列連結方法を並べてみます。
もちろん結果は同じ。
この数式を表示すると、以下のようになっています。
このサンプルは3つのセルですが、これが10とか20とかあると
今までの『&』や『CONCATENATE』では、大変です。
また、途中のセルを削除したりすると、参照エラーが出てしまいます。
しかし、CONCATならその心配はありません。