【関数】VLOOKUP

範囲を縦方向に検索

キー値を使ってセル範囲を検索し、別なフィールド(列)の値を返します。

 

◆使い方

VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号[, 検索の型])

 

◆引数

検索値

検索の対象となる値。

この値は、次で指定する範囲で指定したセル範囲の左端の列に入っている必要がある。

範囲  検索値と戻り値を検索するセル範囲。
列番号 範囲の左端の列が 1として、戻り値を返したい列の番号。
検索の型

近似一致を検索するか、完全一致を検索するかを指定する論理値。

TRUEまたは1を指定または省略すると、近似一致。この場合、範囲の中の検索値列は昇順に並べられている必要がある。

FALSEまたは0を指定すると、完全一致。検索値範囲の中の検索値が一致しない場合、戻り値に#N/A! エラーを返す。

 

何らかデータベースのようなテーブルデータがあり、該当品の名称や名前を正確に知りたい場合、その該当品のキーとなるコードがあれば、関連情報を引き出すことが出来ます。

 

よくある事例として、以下に示します。

 

 

セルC2に、品目コードを入れると、それに紐付く型名、品目名、単価の情報がC4~C6セルに表示されるように、VLOOKUP関数を入れています。

 

数式は、以下のようになっています。

 

この例では、品目コードを検索値として、B8:E16の範囲の一番左の列を縦方向に検索します。

検索値(=品目コード)は"B01-0001"なので、12行目にそれが見つかります。

そして列番号で指定した分だけ右にずれたところにある値を、VLOOKUPは返します。

 

 

第4引数の検索の型ですが、これはFALSE(上記例では0)を指定するものだと考えてほぼ差し支えないです。

私の経験上ですが、VLOOKUP関数を使うときに、近似値を見つけにいくシチュエーションに出会ったことがほとんどありません。